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日本で最も早咲きと言われる土肥桜が開花! 「土肥桜まつり」が開催中

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早咲きの桜といえば、よく知られているのは伊豆の河津桜ですが、実はその河津桜よりも早くに開花し始めるのが「土肥桜」という桜なのはご存知でしょうか?

大小合わせて400本ほどが土肥地区各所に植栽されていて、12月下旬頃から蕾がほころび始め、1月上旬には開花し、2月下旬ごろまで咲き続きます。

そんな土肥桜がいよいよ咲き始めているということで、土肥桜を眺めることのできる名所のひとつ土肥金山へ行ってきました。

土肥金山

土肥金山は明治から昭和にかけて佐渡に次ぐ日本第2位の金産出量を誇る鉱山でしたが、1965年に枯渇によって閉山、1972年からテーマパークとして一般公開されています。

ここの土肥桜は館内敷地の中にあるので、入場料が必要となりますが、土肥桜の見学のみならず、かつての坑道を見学したり、砂金採り体験(入場料別720円)ができたりするので、それらも含めて楽しみに来ると良いかもしれません。

土肥金山館内

ちなみに、1月21日(日)〜2月4日(日)までは土肥各所で「土肥桜まつり」が開催されており、土肥金山もその開催地のひとつになっていて、期間中は夜桜ライトアップが実施されるのだそう。しかも夜桜ライトアップの時間は入場無料なんですって!

土肥桜

こちらが土肥桜。思っていたよりも樹高が低く、細めの枝ぶりですが、濃いピンク色に染まりつつある姿がきれいですねえ。

土肥桜

近づいてみると、花びらが大きいことに気が付きます。また、花がついた茎が長く、それぞれに6〜7つの花が付いているというのも特徴的。
これは満開になったらさぞかし花の密度が高くなるんじゃないでしょうか。

今回はまだ空の明るい時間に伺ったので、夜桜ライトアップは鑑賞できませんでしたが、想像するにとても幻想的な景色が繰り広げられるのではないかと思います。

なお、土肥桜まつりは今回ご紹介した土肥金山の他、松原公園、恋人岬、丸山スポーツ公園、万福寺、大久保里山、土肥山川堤防沿い、土肥こども園など、各所で楽しむことができます。

さらに、1月27日(土)と2月3日(土)は土肥金山特設会場でイベントが、1月28日(日)には「土肥桜と文学史跡巡りガイドツアー」があるほか、2月4日(日)はミュージックライブも予定されています。
でもって、初の「土肥桜まつりフォトコンテスト」も開催されるそう。

土肥エリアは土肥温泉もあるので、ゆったり温泉を楽しむついでに、最も早咲きという土肥桜の眺めを堪能してみてはどうでしょうか?

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