館山で推進されている新・ご当地グルメ「館山炙り海鮮丼」をご存知でしょうか?
房総半島最南端の館山市は、年間を通してさまざまな魚介類が豊富に水揚げされるわけですが、そのことを食で訴求しようと、地場産食材にこだわり抜いて開発された丼料理です。
そんな館山炙り海鮮丼をいただくため、平砂浦を通して太平洋を望むことのできるホテル”たてやま温泉 千里の風“にお邪魔しました。
千里の風は2014年末にリニューアルオープンした湯宿。
従来の旅館スタイルを見直し、広く開けた眺望の平砂浦の景観を活かしたリゾートスタイルのホテルとして生まれ変わったのだそう。
入口を通ってすぐのロビー。リニューアルオープンしてからまだ3年ちょっとということもあって、まだまだ新しさを感じさせますね。
館山炙り海鮮丼をいただけるのは、千里の風1Fの奥にある「KOOBEI」というレストラン。宿泊客以外のレストラン利用も多いのだそう。
ちなみに、館山炙り海鮮丼はランチの時間、限定30食(※要事前予約)で提供されています。
館山炙り海鮮丼は、館山新・ご当地グルメ推進協議会によって厳格なルールが定められており、3つの膳から構成されています。
一の膳はサザエを始めとした5種の地場産魚介や野菜による炙り海鮮、二の膳は肉厚な4種の魚介を使った刺身、三の膳は旬の具材をたっぷりと用いた彩り花ちらしとなっており、この他にウェルカムドリンクや季節の野菜を使った香の物、海鮮汁、オリジナルデザートがセットになっています。
とんでもなくボリュームのある内容ですが、驚くのはその価格で、なんと1人前1800円(税込)なのです。コスパ高すぎでしょう、これ。
海鮮の豊富さもさることながら、量的にも1人前とは思えないほどボリューミー。
大きなお椀に入った海鮮汁も。この日はブリが使われていました。
豪快な海鮮汁もとても美味しく、ブリ好きとしては非常に嬉しい一品。ですが量が多い。
締めのオリジナルデザート。メロンにオレンジ、さらにプディングまで付いていました。すでにお腹いっぱいなのですが、不思議とペロッと食べられてしまうんですよね。やばい肥る・・・。
さて、海鮮丼といいつつも、実態としては御膳ともいえる「館山炙り海鮮丼」ですが、2018年4月5日にめでたく累計10万食を達成したとのこと。
これを記念して、2018年4月9日から10万食達成キャンペーンがスタートしています。
館山炙り海鮮丼を提供している各店舗で250名ずつ、合計で先着1000名に、館山市内で利用できる商品利用券をプレゼントするとのこと。さらにダブルチャンスで、ペア宿泊券や食事券などが当たる抽選も行われるそうですよ。
これを機会に大型連休などを利用して館山へご当地グルメを食べに行ってみてはどうでしょうか。