ものわすれの湯「船原館」で味わえる極上のリラクゼーションと温泉と

Cazuki Hoshina
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わさび鍋を試食させていただいた船原温泉の歴史ある宿「船原館」。

船原温泉 船原館

ここではわさび鍋以外にも館内を案内していただいたり、自慢の源泉掛け流しである温泉を楽しませていただいたのですが、伊豆では船原館のみで体験できる極上のリラクゼーションもご紹介頂きました。

船原館でしか体験できない天城流湯治

船原温泉どころか伊豆ではここ「船原館」でしか体験できないのが、天城流湯治

天城流湯治とは、日本の湯治文化とアメリカ発のリラクゼーション法・WATSU®とが融合して誕生したものです。

WATSUは”Water Shiatsu”からの造語で、要は水中指圧のこと。
日本の経絡指圧を学び持ち帰った、ハロルド・ダールという人物が1980年に創始したリラクゼーション法で、心身の両面に大きく作用するアクアセラピーとして、世界40カ国以上で広がりを見せています。
最近はスパ産業だけでなく、リハビリ医療などの分野でも活用されているんだとか。

そんなWATSUを取り入れたのが、船原館で味わうことのできる天城流湯治なのだそう。

たち湯 外観

体験の現場は船原館の中庭にある専用の温泉療法用浴室・たち湯。
もちろんここも自慢の源泉から引いたお湯が使われているとのこと。

たち湯

その名の通り、立ってちょうど良い深さ。その水深は1.2m。温度はだいたい30〜32℃に保たれているそうです。ぬるま湯というかほんのり温かい水というか。

天城流湯治はこの浴槽を使って行われます。

ツアー参加メンバーのひとりが実際に体験させていただきました。
インストラクターは船原館館主であり湯守である鈴木氏。

インストラクターの補助があるとはいえ、見事なまでな浮かびっぷり。これはしっかりとリラックス状態にあることが窺えますね。

なお、ただ浮いているのではなく、鈴木氏によって水面を移動させられつつ、同時に指圧と水の抵抗によってマッサージも為されているようです。

実際に体験した方に聞いてみると、耳まで水中に浸かっているので、浴槽外の音はほとんど聴こえず、いわば無音の状態に近いとのこと。なるほど、聴覚が遮断され、さらには目を瞑ることで視覚も遮断されるからこそ、深い瞑想状態に近いリラックス具合が生み出されるんでしょうね。