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湘南モノレール江の島線

湘南モノレール江の島線は、神奈川県鎌倉市大船から神奈川県藤沢市江の島を結ぶモノレール線。一般に湘南モノレール、あるいは湘南モノレール線と呼ばれることが多いが、正式には湘南モノレール江の島線である。

1970(昭和45)年3月7日に開業したが、当初は大船駅から西鎌倉駅まで開通しており、翌1971(昭和46)年7月に西鎌倉から湘南江の島駅までが開通。これをもって全線開業となった。

駅数は全8駅、路線距離は6.6kmと短い。
江の島や片瀬海岸といった観光地・保養地へのアクセス手段のひとつではあるものの、開業に伴う沿線の再整備もあり、用務客の利用が増加。沿線から東京方面への通勤、及び沿線への通勤における需要が高まり、開業当初から通勤路線としての性格が強い。
1978(昭和53)年時点で観光利用は約3割、通勤・通学利用は約7割の割合だったが、現在は通勤・通学利用が約9割に達する。

2022年現在、鎌倉市が沿線駅である湘南深沢駅前を『第3の都市拠点』として再開発を計画しており、鎌倉市役所が老朽化したこともあり、湘南深沢駅から徒歩2分の場所に新たな市役所を建築、2028(令和10)年に移転する予定となっている。

ちなみに、湘南モノレール江の島線にはかつて延伸計画が存在した。
湘南江の島駅よりさらに南下して江ノ島電鉄をまたぐかたちで、江の島、あるいは茅ヶ崎まで延伸するというものであったが、諸々の事情が重なり、結果として頓挫したという。