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松江神社

1877(明治10)年に創建された松江城の城郭内にある神社が「松江神社」である。社格は県社。

そもそもは、旧松江藩有志が松平直政を御祭神とした楽山神社を、西川津村(現松江市西川津町)に創建したのが始まりである。そこへ1628(寛永5)年に堀尾忠晴によって朝酌村(現松江市西尾町)によって創建された東照宮の御神霊を、1898(明治31)年に合祀。翌1899(明治32)年に現在の松江城二の丸に遷座、松江神社へと改称した。

1931(昭和6)年、松江藩中興の明主として知られる7代藩主松平治郷、及び松江開府の祖である堀尾吉晴の遺徳を称えて配祀。現在に至っている。

そうした経緯もあるため、本殿は1628(寛永5)年に建造されたものである。また、拝殿は1661(寛文元)年に建造された権現造。手水舎は1639(寛永16)年に建造されたものとなっている。

松江神社の手水舎
400年近い歴史を持つ手水舎