鵠沼運動公園 SL広場

正式名称は八部はっぺ公園。神奈川県藤沢市鵠沼海岸に位置する市立の都市公園であること、八部の読みが難しいということから、鵠沼運動公園という通称が用いられている。
このことから「八部を読めれば土地の者」とも言われている。

公園の指定管理者は公益財団法人藤沢市みらい創造財団。

公園内にあるSL広場(SL展示場)は、藤沢市民有志、藤沢鉄道車両保存会、藤沢SL少年団によって、旧国鉄のC11型蒸気機関車「しおかぜ」が静態保存されている。
この機関車は終戦前の1943(昭和18)年に日本車輌製造株式会社蕨工場で製造されたもので、東北の小牛田機関区で走行していた。引退までの30年間で総距離約91万8000kmを走破した。

C11型は全国の鉄道路線で旅客、貨物列車の牽引、駅構内の入換作業で活躍していた。国鉄藤沢駅でも貨物の入換用として親しまれていたこともあり、1976年10月から保存されることになったという。

展示されている敷地を取り囲むように5インチゲージのミニ鉄道のレールが引かれており、毎月第2日曜日にはミニSLの運転試乗会が実施されているが、これが周辺住民をはじめとした親子連れに人気のイベントとなっている。

また、毎年10月の第2日曜日は「鉄道の日」(10月14日)にちなんで「SLまつり」が開催される。通常であれば運転試乗会だけだが、この日に限っては運転体験会、展示されるしおかぜの運転室開放など、さらに楽しめる内容となっている。