2018年5月に開業した、藤沢北部の遠藤地区にある地元の新鮮食材と麹や醤といった発酵調味料を組み合わせた健康料理を提供するレストラン。
関東では初めて国家戦略特区の承認を得て農地に建設された。
本来農業を行うための農地には農家の家及び農機具倉庫以外はほとんど建てられないように法律で制限されているが、地域発展のために農地の有効活用をするための新しい取り組みとして整備された特区の地域農産物利用促進事業制度を活用して実現された。同様の取り組みは全国でもわずか6例に留まっている(2020年現在)。
店舗は木造平屋建で約120平方メートル。店内には寒川町の築300年の古民家で使われていた柱や梁を再利用するなどし、開放的な空間になるよう内装にもこだわっている。
店舗前に掲げられた大きな看板の題字は、書道家の武田双雲氏によるもの。
地産地消の拠点として、地元民のみならず健康志向な遠方の人も訪れている。