ミックスジュース発祥の老舗「千成屋珈琲」で冷コーとミックスジュースを味わう

  ホシナ カズキ
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戦後まもない1948年に大阪・新世界で創業された果物店。
その店主が完熟果物を独自の配合でミキサーにかけて店頭で販売したのがミックスジュースの始まりとされているのはご存知でしょうか?
果物店はその2年後である1950年に業態を喫茶店へ変更。冷コー(アイスコーヒー)とともに看板メニューとして今も続いています。その喫茶店こそ「千成屋珈琲」です。

創業以来、新世界でのみ続いてきた店ですが、2020年8月10日に2号店がラゾーナ川崎に出店していました。

千成屋珈琲ラゾーナ川崎店

ミックスジュース発祥の店の危機

新世界で今もなお愛される千成屋珈琲ですが、2016年に3代目店主が体調を崩し、実は一度閉店しました。しかし長年愛されてきた名店がなくなってしまうのはもったいないと、PR会社経営の白附克仁氏と株式会社LIFEstykeによって継続されることに。
3代目店主から指導を受けて、2017年にリニューアルオープンとなりました。

頼むならやっぱり看板メニュー

そんな千成屋珈琲が、リニューアルオープンから3年かけて、まさかの関東初出店。
ミックスジュース発祥の店ですから、オーダーするものは当然決まっています。ミックスジュースと、もうひとつの看板メニューである冷コーですよ。

冷コーは要はアイスコーヒーなのですが、とてもすっきりした味わい。ミルクとシロップも付いてきますが、ブラックが大丈夫ならぜひそのまま味わうのがおすすめですね。

ミックスジュースはさすがとも言うべき濃厚さ。リンゴやバナナ、みかんなどいろいろな完熟フルーツを氷ごと砕いて仕上げられた一品。ジュースというよりもスムージーのよう。

ちなみにミックスジュースは、3代目店主の息子さんからの要望もあり、千成屋珈琲創業から続くレシピにさらに改良が加えられ、今の若い人たちにも受け入れられるものへと進化しているそうです。

伝統とは固執して守るものではなく進化していくことが肝要ということですかね。

レトロプリン

そうそう。飲み物だけではなく、ちょっとばかりスイーツもオーダーしてみました。
レトロプリン」です。器からしてレトロですよね。プリンの上に生クリームとさくらんぼとか、昭和感たっぷりじゃないですか。

食べてみるとなんとも言えない懐かしさを感じます。
手作り感もさることながら、プリンといいカラメルといい最近流行りの甘さ控えめってどこいったの? と思うくらいにしっかりとした甘さ。美味しいです。

フードメニューも充実

千成屋珈琲
店内もレトロ感。電球が印象的でした。

千成屋珈琲は喫茶店という業態ではありますが、フードメニューも盛りだくさん。

10:00から1時間だけのモーニングタイムでは、ワンコインでトースト&ゆで卵にコーヒー、あるいは紅茶が付くセットと、もしくはミックスジュースのセットがいただけますし、それ以外の時間だと玉子カツサンドや厚焼き玉子サンド、厚切りピザトーストといったトースト系メニューの他、串カツが付いてくる千成家オムライス、鉄板ナポリタンといった単品フードもあれば、ランチ向けに良さげな洋食セットもあります。

お茶するもよし、ランチするもよし。

また川崎へ行ったら足を運んでみたいと思います。