湯道を行く途中、出会い橋を渡って男女が落ち合うモニュメントのすぐ目の前。なんとものんびりできそうなカフェがありました。
2017年12月22日にオープンしたばかりという湯ヶ島最新スポット「アウトドアカフェ MadoroMi」です。
アウトドアと名前にある通り、屋根やパラソルといった類のものはなし。屋外型のカフェとなります。
MadoroMiは天城湯ヶ島の旅館・湯ヶ島たつたの敷地内に併設されていて、“自然の中でまどろむ時間”をコンセプトにしているんだとか。
季節を感じながらハンモックに揺られるカフェ
MadoroMiの座席のほとんどはハンモック。
ハンモックに揺られながら、湯ヶ島の自然を四季折々で楽しむことができるとか、なんたる贅沢スペースなんでしょうか。
でも冬場は寒いし・・・と思われるかもしれませんが、そこの対策もしっかり。
大きめの暖炉があるので、その周りでハンモックに揺られながらまったりすることもできちゃいます。思ったよりも暖かくて、ついうつらうつらと船を漕ぎそうに・・・。
冬は暖炉で癒され、春には新緑、夏にはホタル、秋には紅葉と、季節によって味わえるものが移り変わっていくのはいいですねえ。
ちなみに、こうしたハンモック席もいいですが、カップルで来てるなら入口近くにあるガーデンチェアもおすすめ。
湯道におけるシンボルとも言えるハートのモニュメントを眺められる景色が独占できちゃいますよ。
豆にこだわりアリのフレンチプレスコーヒー
MadoroMiはその立地による景観とハンモックだけではなく、ちゃんとカフェメニューにも力を入れていらっしゃいます。
特にコーヒーへのこだわりは並々ならぬものがあって、コーヒーの抽出はフレンチプレス方式を採用。
この方式だとコーヒー豆の油分なども抽出されるので、コーヒーが持つ本来のポテンシャルを引き出すことができるんですよね。香りと味わいがすごく良いのです。
ただ、フレンチプレスコーヒーは豆の質がすごく重要。
そこでMadoroMiでは伊豆天城の気候に合わせて厳選した豆を、地元をよく知る人に依頼し、季節に合わせて焙煎してもらっているんだそうな。
また、コーヒー以外にもドリンクメニューは豊富に用意されていて、天城産の伊豆茶葉紅茶の他、アルコール類は修善寺のベアード・ブルーイングによるベアードビールといった、地元との関わりが深いものを提供しています。
それとフードメニューもいろいろありますが、この日はMadoroMiのパンケーキセットと、チーズワッフルを、さらにスモア(チョコレートとマシュマロ)もいただきました。
寒い日には嬉しく作っていて楽しいスモア
散策の休憩や自転車での天城越えの一休みに
美味しいコーヒーや紅茶を味わいつつ、それらに合ったフードをいただきつつ、豊かな自然の景色を眺めながら、ハンモックに揺られてゆったりまったり。
とても贅沢な時間の使い方とも言えますが、せっかくの旅先なら、そんな時間があってもいいですよね。
湯道散策の休憩にもいいですが、カフェにはスポーツ自転車のサイクルラックも完備されているので、自転車で天城越えする人にとってもいいお休み処なのではないかなと思います。
すぐ隣には駐車場もあるので、車で移動している人も立ち寄りやすいですし、お近くに行かれた際はぜひ足を向けてみてください。
アウトドアカフェMadoroMi – Spherical Image – RICOH THETA