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北鎌倉随一の人気イタリアン! 本場ナポリの薪窯を使ったピッツァが美味

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北鎌倉は観光地である鎌倉から少し離れ、濃い自然のあるエリア。
駅前の円覚寺をはじめ、建長寺など鎌倉五山の名刹が居並び、鎌倉という古都らしさが残る静かで穏やかな空気感。とても好きな場所です。

そんな北鎌倉の駅からすぐの場所に、北鎌倉でも随一の人気を誇るイタリアン「Takeru Quindiciタケル クインディチ」があります。いつも満席ですが運良くランチに入ることができました。

Takeru Quindiciの外観

北鎌倉の古民家を使った店の先駆け

鎌倉エリア、特に北鎌倉には古民家を再利用した飲食店が多くあります。
北鎌倉駅を出て、鎌倉街道で鶴岡八幡宮方面へ行くと見えてくる「Takeru Quindici」は、そんな古民家を再利用して営業している飲食店の先駆け的存在。

もともと古いものが好きで、古民家や和風な店をやりたかったというオーナーの頭山威児とうやまたける氏が、2011年にオープンしました。

Takeru Quindici 内観

2011年にオーナーが仲間の手を借りながら、自ら内装を手掛けたという店内は、もともとの古民家を活かした和モダンな空間。黒を基調としながらも、どこか温かみがあります。

看板メニューのピッツァは本場の薪窯で焼く

Takeru Quindiciの調理場

「Takeru Quindici」は鎌倉、逗子、横須賀などで採れた野菜をはじめ、地元の美味しい食材を使うことにこだわっているとのこと。

そんな食材を使った料理の看板メニューがピッツァなのですが、そのピッツァを焼成する窯は客席から覗ける調理場の中でも、特に目を惹く存在。

ピッツァを焼成する薪窯

ドーム状の窯は、ピッツァの本場イタリアから取り寄せたもので、燃料は本場同様に薪を使っています。ピッツァにおいて窯は非常に大事なもの。オーナーの拘りが窺えますね。

ランチメニューはピッツァあるいはパスタで

「Takeru Quindici」のランチメニューはAランチ、Bランチ、Cランチの3パターンから選択することができます。

Aランチは前菜プレートとピッツァ、あるいはパスタを。Bランチは、それにプラスしてデザートとドリンクを。Cランチは、さらにメインの肉料理、魚料理から1品を選べるようになっています。

この日はBランチを2つ注文し、ピッツァとパスタの両方を味わってみました。

前菜プレート

まずは前菜のプレートから。
サラダをはじめとして品数豊富。これは満足度高めの前菜ですね。いずれも美味ですが、個人的に好みだったのが、一番手前の真ん中にある揚げピッツァなるもの。
口にすると確かにピッツァなのだけど、どこか天ぷらのような感じもあって不思議美味。

マルゲリータ

ピッツァはオーソドックスでシンプルだからこそ、美味しさがダイレクトに伝わってくるマルゲリータを選択。石窯で薪を使って焼いたピッツァならではな生地の焦げ目。いい。これがいいんですよ。

アラビアータ

パスタはアラビアータをチョイス。上に乗せられた大葉がいいアクセントになっていて、イタリアンでありながら和の要素も盛り込まれているんですね。

ピッツァもですが日によって出てくるパスタは変わるようなので、足を運んだときの楽しみになりそう。次はどんなメニューが出てくるのか? という期待感は大事だと思います。

デザート

デザートはミントのパンナコッタ。
くどさはなく、ピッツァやパスタの濃いめの味をすっと流してくれる甘さ。ミントの清涼感が心地よい一品でした。

イタリアンがベースにありながら、メニューによって和と洋のエッセンスが盛り込まれていて、「こう来たか」という印象を与えつつ、それでいて絶妙なマリアージュが成立している料理の数々。

さすがは北鎌倉随一の人気店ですね。北鎌倉近辺に住んでいたら、確実に通いたくなりますよ、これは。

特別な日のディナーに訪れたい

Takeru Quindici 内観

大満足のランチでした。再訪してのランチのときにはCランチで、メイン料理の肉料理も味わってみたいところです。ちょっとお高いですけどね(笑)

当然のことながら、ランチのみならずディナーにも来てみたいですね。
まあ、小さな子どもを抱えていると、なかなか難しいかなという印象ですが。雰囲気的にも子どもの騒がしさはちょっと申し訳ないですしね・・・。

子連れで行くなら、もう少し大きくなってからでしょうか。誕生日や記念日に合わせて予約を入れて、地元の美味しい食材をふんだんに使った料理の数々をいただきたいものです。

4.5

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