JR東海道本線「辻堂」駅を降りて、テラスモール湘南のある方向とは反対の南口を出て徒歩1〜2分。2016年のオープン以来、辻堂の住民を中心に愛されるお店があります。
「COOKER’S GRILL」。
夜は炭火焼を供するダイニングバー、オイスターバーとしての顔を持つ店ですが、何より有名なのがハンバーガー。ランチタイムはひっきりなしにお客がやってくるほどの人気ぶりです。
バーガーメニューは全部で14種類。
シンプルなクラシックバーガー(税抜1050円)をはじめとして、テリヤキエッグバーガー(税抜1350円)、コルビージャックチーズバーガー(税抜1350円)、ネタっぽさをうっすら感じるジャスティンバーガー(税抜1650円)、さらには価格非表示のスペシャルバーガーなどなど多彩。
トッピングもいろいろありますし、付け合せについてくるフライドポテトのディップソースを追加オーダーすることもできます。
濃いめの味わいで肉感アップなこだわりハンバーガー
今回オーダーしたのは、こちらのバーガーのベースにもなっているクラシックバーガー。ランチタイムにはフライドポテトとピクルス、コールスローがセットで付いてきます。
極厚とも言えるパティは、100%牛肉を粗めにミンチしたものを炭火で焼き上げたもの。レタス、トマト、グリルドオニオン、コブソースが合わせられています。
外側をカリッカリに焼き上げたバンズで挟んでいただきます。
なお、バンズは同じ辻堂にあるベーカリー「パンステージ・リップル」に特注でオーダーしているとのこと。
こちらはモッツァレラチーズバーガー。ベースとなったクラシックバーガーのパティの上に、たっぷりのモッツァレラチーズ。もはや掛けるというか包むくらいの量です。
今回はいずれもトッピングはせずにオーダーしてみましたが、いろいろと組み合わせることで自分好み、かつさらにボリュームたっぷりなハンバーガーを味わうことができそうですね。
さてさて。
牛肉のさまざまな部位を合わせ、一切のつなぎを使用せずに、塩コショウで下味を付けたパティのお味ですが、これがまた控えめに言っても美味いのなんの。
月並みですが、かじりつくと同時にジューシーな肉汁が口の中に広がります。
個人的なことを言えば、少々下味が濃い目かなとは思いますが、そのおかげなのかパティの肉々しさがより一層感じられる仕上がり。
テーブルに出てきた当初は、かなりサイズもボリュームも大きめだなあと思ったのですが、食べ進めてみるとあっという間。美味しすぎてさっくり食べ終わってしまいました。
付け合せのフライドポテトも程よい塩加減。カリッとした揚げ具合ですがほっくりした食感もしっかりあって、個人的にも好みのフライドポテト。
でもって、コールスローがまたイイのですよ。どことなくエスニックな味わいで美味。これをつまみにダラダラと飲みたいですね。
イートインだけでなくテイクアウトも可
COOKER’S GRILLは、新型コロナウイルス感染症の流行以前からテイクアウトもやっています。できたてほやほや、アツアツのハンバーガーを食べるなら店内でいただくのがベストだとは思いますが、ここでハンバーガーをテイクアウトして、辻堂海浜公園あたりで(トンビに気をつけながら)のんびり食べるのも良いかもしれません。
特に辻堂海浜公園の景色は、どことなくカリフォルニアを彷彿とさせるところがあるので、トリップ感も相まって、また違った美味しさを味わえるのではないかなと。
なお、新型コロナウイルス感染症への対策もしっかりとされていて、各席はしっかりと消毒を実施していますし、各席には手指の消毒用にアルコールジェルも配備されています。席数も以前より間引きして、密な環境にならない配慮もされているので、そういう点でも安心して利用できますね。