2016年から官民一体で地域活性化を進めている群馬県前橋市。その中で、「前橋のまちなかを活性化したい」というところから、300年以上の歴史を持つ「白井屋旅館」の大胆なリノベーションを、建築家・藤本壮介氏をはじめ国内外のクリエイターが集結して実行。2020年12月に新たに白井屋ホテルがオープンしました。
その白井屋ホテルの敷地内、馬場川通り沿いにブルーボトルコーヒーが新規店舗として「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」をオープンすると発表しました。
空間デザインは「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」、「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」をデザインした芦川啓治建築設計事務所が担当。
ブルーボトルらしさが伝わるように、ドリップステーションが正面に配置されているほか、前橋市内の歴史的な建物や白井屋ホテルでも使用されているレンガをキーマテリアルとして採用。床の素材にレンガを使用したことで、周りとの一体感を生み出したそう。
店内には、前橋市在住のアーティストで、白井屋ホテルにも作品が展示される白川昌生氏による前橋をテーマにした新作アート「赤城山龍神体」が設置。
敷地内や各客室にさまざまなアート作品が展示されている白井屋ホテルともリンクするという意図があるとのこと。
また、白井屋カフェ限定のメニューとして、ブルーボトルコーヒーと前橋の和菓子屋「和む菓子 なか又」とコラボした「ブルーボトルコーヒー×なか又 ふわふわ わぬき コーヒークリームとあんこ」を期間限定で提供。
さらに、店舗限定アイテムとして数量限定ですが、上の限定メニューのパッケージに採用されているオリジナルのイラストマップをリデザイン。キャンパス地のトートバッグにして販売されます。
「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」のオープンは、2021年9月17日から。初日は10:00から開店とのこと。
なお、白井屋カフェのオープンを記念して、白井屋ホテル敷地内「the PÂTTISSERIE」にて、ブルーボトルのコーヒーを材料に使用したタルトが期間限定で発売中です。
1カット税込900円。ホールだと税込7000円で購入できるこちらのタルトは、ブルーボトルコーヒーの定番ブレンド「ヘイズバレー・エスプレッソ」を使用したコーヒームースと、爽やかなグレープフルーツを合わせた一品。コーヒーと一緒に口にすると極上のペアリングだそうです。