清澄寺

清澄寺せいちょうじ」は、千葉県鴨川市清澄にある日蓮宗大本山である。山号は千光山。
日蓮宗開祖である日蓮が出家得度、及び立教開宗した寺とされており、総本山久遠寺、大本山池上本門寺、大本山誕生寺とともに、日蓮宗四霊場と呼ばれている。

創建は771(宝亀2)年と伝えられ、縁起によると旅の僧がこの地を訪れ虚空蔵菩薩を祀る一寺を建立、山岳信仰の霊場となったのが始まりだという。
かつては12坊25堂を構える天台宗の巨刹として栄えたが、1618(元和4)年に徳川秀忠の命により智積院の頼勢が入寺するとともに真言宗へ改宗。朱印500石と十万石格式が与えられたことで独礼寺格を得る。

現在の日蓮宗への改宗は1949(昭和24)年2月16日に行われた。
改宗以降、信育道場、報恩殿、祖師堂、宝物殿、鐘楼堂が建立され、1993(平成5)年に大正時代に建立された日蓮上人銅像を修復。2017(平成29)年には本院が改修された。

寺が構えられている清澄山主峰である妙見山は、千葉県内では3番目に高い(標高377m)山で、本堂付近は標高約310mに位置する。境内全域が南房総国定公園に含まれていることでも知られる。