長野県小谷村、日本百名山のひとつ雨飾山の登山口にある雨飾高原キャンプ場にほど近く、標高1160mの位置にあるブナの原生林に囲まれた池。
池の周囲が一周2km所要時間40分の遊歩道となっており、手軽に散策を楽しむことができる。
池を囲むブナは5月中旬に芽吹き、10月中旬には紅葉の見頃を迎えるため、その景色を求めて多くの人が訪れる。
鎌池はそもそも幅1kmに及ぶ大規模な地すべりの際に凹地が生じ、そこに水が貯まってできたと推測されている。
鎌池の南側には鉈池という小さな池もあり、鎌の形と鉈の形で対になっている。