江ノ島電鉄線の起点駅。1902(明治35)年9月1日に当時の江之島電氣鐵道線の駅として開業した。鎌倉観光の玄関口である。
開業当時から1972(昭和47)年までは、当時の国鉄駅に隣接する形で地上に駅を構えており、乗り換えにおいて有利な位置にあったが、藤沢駅南口広場を遮断、駅前の雑踏が形成される要因となっていたこともあり、駅前広場の拡張を骨子とした藤沢市土地区画整理事業の実施に伴い、新駅舎の建築を開始。1974(昭和49)年6月の駅舎ビルが完成、現在の場所へ移転した。
改札外には「江ノ電グッズショップ」、「江ノ電の珈琲屋さん」が設置されていたが、「江ノ電の珈琲屋さん」が2018(平成30)年5月に閉店し、現在は「江ノ電グッズショップ」のみがある。