2021年7月に起きた「熱海伊豆山豪雨土砂災害」。数多くの犠牲者が出たことはもちろんのこと、地形すらも一変してしまうという大惨事は、未だ記憶に新しいところです。
災害の発生から半年強ほど経過しますが、今もなお行方不明の方々もおられ、復興までの道のりは遠いのが実情なのだそう。
そんな中、多くの土砂が流れ込み一瞬にして崩壊してしまった「伊豆山港」を復興すべく、伊豆山漁業会の方が、社会問題と向き合う人のためのクラウドファンディングプラットフォーム「GoodMorning」を通して、復興支援を募っています。
詳細はプロジェクトページにアクセスしてみてください。
このクラウドファンディングでは、かつてダイバーや釣り客、観光客が伊豆山港に訪れた際、利用されていた施設群(シャワー室やトイレ、休憩避難所等)の再建、復旧を目指しているとのこと。
国からの支援となる補助金や大熱海漁協からの補助金などが出るものの、再建のための見積額には届かず、その分は伊豆山漁業会に属する漁民の負担になる予定。
しかしながら、そもそも伊豆山港は現在使用不可。漁業補償のようなものもない状況で、それだけの費用を捻出するのは厳しい状況であることから、このプロジェクトで集められた資金は、リターンにかかる経費を抜いたすべてを復興事業資金とするとのことです。
All-in形式にて実施されており、目標金額に満たずとも計画は実行されるとのことですが、せっかくなら満額以上の支援がなされて復興の道筋がつくと良いなと思います。