JR東海道線「大船」駅東口より徒歩5分ほどの場所にある人気店。地元大船のみならず県内外からも、この店で提供されるパンとスイーツを求めて、多くの人が足繁く訪れる。
扉をくぐると焼きたてのパンが、奥のショーケースには色とりどりの洋菓子が並ぶ。
創業は2009(平成21)年。オーナーシェフでありパンを担当する田中聡氏と、洋菓子を担当する田中二朗氏は実の兄弟であり、かつて大船にて30年間にわたって営業を続けたケーキ店「エミール」のオーナー、田中良一氏のご子息たちである。
兄弟ともに東京プリンスホテルにはじまり、それぞれ別の時期に渡仏。兄の聡氏は帰国後、フレンチの重鎮である三國清三氏の「ミクニ マルノウチ」のシェフブーランジェとして招聘され、8年間にわたりミクニグループのベーカリー事業を支え続けた腕の持ち主。また弟の二朗氏はフランスにて「Patisserie chocolaterie JULIEN」初の日本人スタッフとして認められるほか、国内外の数々のコンクールで受賞した腕前を持つ。
2022年9月中旬から11月中旬までの2ヶ月間、店舗リニューアル工事を予定している。