東武鉄道と東武トップツアーズが、2021年10月9日から計6日間、栃木・東武日光までの臨時夜行列車「日光紅葉夜行」を運転すると発表しました。
夜行列車として深夜帯に出発することで道路混雑を避け、奥日光の色鮮やかな紅葉を早朝から満喫できるという企画で、これに合わせて「ゆったり2座席利用プラン」も展開。隣の座席を気にせずゆっくりと車内で過ごせるとのこと。
夜行に用いられる列車は特急リバティ。車両は「TOBU FREE Wi-Fi」完備の上、各座席にはコンセントも設置されているので、デジタル面でも安心です。
「日光紅葉夜行」は23時55分に浅草駅を出発。終点となる東武日光駅からは専用バスで中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原、湯本温泉などを巡ることが可能。
途中、24時10分に北千住駅、24時45分に春日部駅からも乗車ができるそうです。
なお、東武日光駅に到着するのは2時16分。4時頃までは列車内で仮眠がとれます。
ただし、10月9日出発分(10月10日バス出発分)のみ、3時頃までとなるそうです。
プランは往路片道プランと往復プランの2種類が用意されており、両者に共通するのは乗車駅から東武日光駅の乗車券・特急券と、東武日光駅から湯本温泉までの専用バス運賃が含まれるということ。
往復プランの場合、湯本温泉から東武日光駅までのバス運賃と東武日光駅から降車駅までの乗車券が含まれます。ちなみに復路は2日間有効となっているので、場合によっては一泊することも可能ですね。
また、その他にも日光自然博物館の入館券が付いてきたり(チケットによって異なります)、中禅寺湖遊覧船の1周フリー乗船券の割引、中禅寺金谷ホテルの日帰り入浴割引、日光アストリアホテルの日帰り入浴割引、ザ・金谷テラス(東武日光駅構内)のコーヒー代金割引といったものも含まれています。
旅行代金は以下の通り。
- 往路片道プラン (浅草駅発の場合)
大人6400円、小人4200円 (日光自然博物館入館券付き)
大人6000円、小人4000円 (日光自然博物館入館券なし) - 往復プラン (浅草駅発の場合)
大人8400円、小人5200円 (日光自然博物館入館券付き)
大人8000円、小人5000円 (日光自然博物館入館券なし) - ゆったり2座席利用プラン
追加料金1500円 (大人・小人同額) で、1名2座席を利用することが可能
※往路の日光紅葉夜行の特急電車のみ
定員は225名となっており、定員になり次第締め切り。
チケットの購入は東武トップツアーズの各支店、及び東武トップツアーズのWeb販売センターから。2021年9月9日から各出発集の金曜日17時まで発売するそうです。