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雲場池

軽井沢の六本辻近くにある池で、地元では「おみずばた」と呼ばれており、「スワンレイク」という愛称もあるのが「雲場池」である。

池の形状は細長く、その形からデーランボーという巨人の足跡という伝説もあるが、実際は大正時代に、この周囲一帯を別荘地として開発した貿易商野沢組の野沢源次郎が、ホテル鹿島ノ森の敷地内に湧き出ていた「御膳水」を源とする雲場川を堰き止め、それによって造られた人造湖。

現在、一帯は雲場川風致地区に指定されている。

秋の紅葉の時期になると、池を取り囲む樹々が赤く色づき、水面に映り込んだ景色は見事というほかなく、これを目当てに多くの観光客が訪れる。