島根県松江市の広大な湖『宍道湖』の畔にあるホテルが「松江ニューアーバンホテル」である。島根県江津市に本拠を置く浅利観光株式会社が松江市内で展開する3つのホテルのうちのひとつとして、1984(昭和59)年に現在の本館が開業された。別館は1993(平成5)年に開業した。
宍道湖を望む景色と、松江しんじ湖温泉を源泉とした大浴場、必要十分なものを揃えたシンプルな客室、レンタサイクルと、松江市内の観光拠点として人気がある。
2022(令和4)年9月に、本館の2F、3Fにワーキングスペース「enun (縁雲)」が誕生。松江で地域滞在型パッケージサービスやコンサルティングを提供するワークアット株式会社とタッグを組み、ホテル一体型のワーキングスペースとしてスタートした。都市部からのワーケーション先として利用されるほか、レンタルオフィス、イベントやセミナーの会場として、内外の人々に利用されている。
また、本館9Fにあるレストラン「キャンドル」は、朝食、ディナーともに島根の厳選された食材を用いて、シェフがこだわりの料理を提供することで知られている。