相鉄本線「瀬谷」駅の北側、環状4号線「瀬谷中学前」交差点付近から旧国道16号(八王子街道)が交差するところまで、約3kmにわたって延びる直線道路が「海軍道路」である。
道路沿いに米軍施設である「上瀬谷通信施設」跡があり、今もなお接収されたままであることから、米海軍に由来すると思われがちだが、戦前は旧日本海軍の物資集積保管施設が同地に存在し、保管された物資の輸送に使われる軍用道路であったことから、海軍道路という愛称になった。
海軍道路の北側は、上述したように米軍に接収されたままであるが、日米共同使用の協定に基づき、道路管理は横浜市によって行われているという。
昭和50年代までは米軍専用道路であったこともあり、当時は日本側の通行が認められていなかったこともあった。
道路脇には約450本のソメイヨシノが植わっており、最近では季節になると多くの人が桜を愛でることのできる名所としても知られており、花見イベントも開催される。開催期間中には接収された土地を一般開放し、バルーンリリースや花摘みを楽しむことができる。